東京から3時間の距離にある松本城は、明治維新による破壊を免れただけでなく、観光客に最も人気のある城の一つとなっています。首都の近代的で目まぐるしい光景を十分に堪能した旅行者は、侍や美しい自然、ロマンチックな伝説のある古風な日本を探検することを熱望する。そのすべてが、松本にはあるのです。

白鷺城と同様に、松本城は「カラスの城」と呼ばれている。城壁と脇櫓の「羽」の色が黒いからだ。また、城塞の一角には、月を観賞するために設けられた「月の間」という叙情的な名称もある。

以下に詳述する城の歴史だけでなく、その建築も興味深い。例えば、松本は湿地にあり、日本のほとんどの古城のように高い丘や速い川の岸辺にあるわけではないのだ。また、他の城郭が1つしかないのに対し、この城郭は3つの秘密の通路を備えているのも特徴だ。最後に、シークレットフロアーです。窓や光源がなく、防御板で覆われた秘密のフロアは、弾薬や食料を保管するためのものである。

窓や光源がなく、防御板で覆われた秘密のフロアは、弾薬や食料を保管するためのものだったのだ。
古くから三重の堀と高い外壁に囲まれた城は、当時の大砲の射程距離である3kmにも及び、城主たちは警備に万全を期していたのである。

1580年に石川氏によって築かれたこの城は、これまで幾度となく攻防戦や火災に見舞われた。その一つが19世紀末に松本に落下した。1969年から始まった再建工事は2007年まで続き、開城記念日には日本の中世建築の至宝が再び訪れる人々を魅了することになった。松本城は現在、火縄銃や刀剣を収蔵した博物館になっている。城の最上階には武家屋敷があり、城郭の周りには巨大な錦鯉が泳ぐ堀があり、その中を白鳥や黒鳥が泳いでいます。

住所
住所:〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1。行き方:東京からJRで長野へ、約3時間。そうすると、駅からお城まで歩いて15分もかからないんです。

営業時間:午前8時30分〜午後5時、夏季は午前8時〜午後6時、12月29日〜1月3日は休業。